子育てと抱っこの関係

うちには双子の娘達(小児層)がいるのですが、ここ最近は、私との関係がとても良好です。


子供達はやはり年相応に、ありとあらゆることがきっかけで泣き出すのですが、かなりの確立でまともな会話が成り立たなくなります。

以前は、極端にコミュニケーションがとりづらくなった結果、私が精神的に疲弊していき、口調が厳しくなることがありました。そういうとき、子供達がお父さんを恐れの対象として見ているのがわかります。でも、私はそれどころではなく、自分の気持ちを静めるのでいっぱいいっぱいになります。


で、二ヶ月ほど前、とある育児(教育?)関係の本を読みました。細かい内容は思いっきり失念してしまったのですが、一つだけ、「とにかく抱っこしてあげなさい」という内容が記憶に残りました。具体的には… 「とにかく抱っこすれば良い」と書いてあった気がします(面倒だったので単純化して解釈した可能性大w)。


それからは、子供達が
子供同士のけんかで悲しくなったとき、転んだとき、自分達の思う通りのことができないとき… 私は難しいことを考えずにとりあえず、即行で抱っこしてあげるようにしました。

そうすると、まず子供達の気持ちがおどろくほど落ち着きます。その後、「どうしたの?」や「それは悲しかったねぇ」等の言葉が子供達の耳に届き、会話が成立し穏やかなコミュニケーションが成立します。

すると、私のほうも以前感じていたような疲れをまったく感じることなく、むしろ抱っこしていることが心地よく感じます。幾つかの会話と冗談のあと笑顔の子供をおろします。言葉にすると気恥ずかしいものの一つ「子供達への愛情」というものも、以前より明らかに高まっている気がします。

カミさんからは、「抱っこ信奉者」とからかわれますが、子供達も私自身も互いに幸せになれる「とにかく抱っこ」はここ数年来の個人的大ヒットです。悩んでいる人にはおすすめ。なによりシンプルなのも素晴らしい。


まぁ、「あと何回抱っこできるのだろうか…」としみじみしてしまう自分はちょっと末期症状なのかとも思ったりしていますが…