スタンド・プレーから生じるチーム・ワーク

攻殻機動隊でたま〜に思い出すのが「我々の間にはチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすれば、スタンドプレーから生じるチームワークだけだ。」という荒巻課長の台詞。

様々な一流の職能を持つメンバー達が自分自身の能力を発揮しつつ、プロジェクトの成功を最優先に考え、その場に応じた判断で他のメンバーと柔軟に協力しあいながら有機的に連携し、各メンバーの個々の能力の総和以上の成果をあげていく。という状況に憧れ続けている自分がいたりします(ある意味、中二病か…)。

# まぁ幸いなことに、理想には少しずつ近づけているとは思うけれど

ただし、このようなチーム編成をすると人件費がバカ高くなるはず。一流の技術を持つだけではなく「プロジェクトの成功のために自分が何をするべきか?」を自分自身で考えられる人材(特に後者が重要か)というのは多分高いと思う。

一般的な(厳密に「一般的」って何?というのは置いておいて…)ソフトウェア開発の場合、そのようなチーム編成がとれたからといって必ずしも売上につながる訳では無い(ビジネスモデルとかに左右されうる)ので、上記のチームを作ってしまうことは経営的な効率が悪く、へたをすると人件費に潰されてしまう恐れがありそう。Standaloneで行動できる人材とそうでない人材のMix-inが現実的な落としどころなのかもしれない。でもそこにしびれるあこがれるよなぁ…