土日は相変わらず、子供達を公園に連れて行って遊んでいる子供達を尻目にベンチで本を読み進めていると鬼ごっこの鬼をやれという依頼がくるので名残惜しそうに本をしまいつつ子供達が八割の力で逃げきれる程度のスピードで追いかけ続けて数十分が過ぎていく、という儀式をしているのですが、ここ最近どうも勝手が違ってきた感じがします。

鬼ごっこをしているとかなりの確率で、いつの間にか他の子供達が混ざってくるのです。

で、やはり公平に追いかけないといけないかなぁと思うので、それぞれの子供達もまんべんなく追いかけることになるのですが、名前も知らない初めてあった子供達(会話もしていないことがほとんど)を「マテー」などと追いかけながら何か少し恥ずかしい気持ちになります。

今日は今日で、やはり他のご家族の子供が混ざってきて追いかけていたのですが、ふと気がつくとその子のお父さんも逃げている。

タイミングによっては、そのお父さん単体を「マテー」などと追いかけていたりするので、この状況は一体どういうことなんだろう?何かの罰ゲームなのか?とか混乱状態に。

客観的に状況を判断すると切なくなってくるので、無心で追いかけようかとも考えるのですが、全然知らない他所のお父さんである私(挨拶も会話もしていない)に無心で追いかけられるそのお父さんの心境を考えると、あまり無心で追いかけるのも宜しくないなぁ(自分から参加してきたのだから自責なのは明確だが…)、と悩みながら追いかけていると「お父さん、時計の長い針が12のところに来たから帰る時間だよ!」という愛する我が子供達の救いの手。

今回は運良くそこでお開きになったものの、今後またこういう緊急事態に陥らないとも限りません。そのためにも何か対応を事前に練っておく必要があるなぁ、と帰りながら考えていました。すごく疲れた。