mount --bindが便利
Linux2.4以降ではmountコマンドで--bindオプションが使える。
mount --bind olddir newdir
とすると、マウント済みのolddirがnewdirに再マウントされ、シンボリックリンク的に扱える。
これの何がうれしいのかというと、vsftpdとかでchroot_local_user=YESしていて、chroot外にアクセスさせないようにしているにしつつ、一部のchroot外ディレクトリにアクセスさせたいような場合。
シンボリックリンクだと当然chrootの外だと扱われて「550 Failed to change directory」となるのだけど、mount --bindだと当該ディレクトリがchroot内の一ディレクトリとして扱われるのでアクセス可能になる。